なんと今年初のブログである。今年は受験生はなんと1人。塾講師としてはあまりにも早々と受験対応を終えて一息ついて来年度の策を練っているところである。


今年度は世界史という新境地を開くことができたことが大きい。苦しい局面もあったが、展開を考えるのは楽しかった。次年度は今まで書き溜めてきたものをレジュメ化していくのと、マイナーな国や地域の研究、文化史、現代史に力を入れたい。今年はあまりこだわらなかった特定の年代の各地域のつながりも気をつけていきたい。


さらに昨年度から地理に取り組み始めた。地理は系統地理と地誌学に分けられるが、系統地理がマスターできれば地誌は系統地理の知識を使ってひもといていくだけなので、系統地理を優先して勉強することになる。とはいっても系統地理の範囲は広く、地形、天候、土壌などの自然地理学から経済、都市の特徴などの人文地理学にわたり、なかなか遠大である。とはいえ、歴史を教えていても地理の知識が今まで思いもしなかったことに導いてくれる気がしてとても楽しい。地理をマスターすることで社会科教育の幅がさらに広がればと願い、根気良く学習する所存である。